天罰は下る!そして障害者に!

 平成11年9月20日午前11時頃、福岡市の路上でジュースを買おうと車から降りた瞬間、突然ダン
プカーに跳ねられました。倒れたところを後輪で左手を踏まれ、その瞬間に「左手の指3本」が引きち
ぎれて切断してしまったのです。
 
 幸いにして左手以外は無傷でしたが指3本が切断してるので頭の先から足の先まで激痛が走りまし
た。しかし、意識だけははっきりしていましたので、同乗者に運転してもらい近くの病院に連れて行って
もらいました。その間約10分くらいがすごく長く感じると同時に、なぜだかわからないのですが、今まで
お客様のことなど考えず自分の借金返済の為に無茶な販売をして来たことや、そんなお客様が毎月の
支払いで困っているのではないかなど、仕事のことばかりが頭の中を駆け巡りました。

 「きっと神様がいるとするなら、わたしに罰を与えたに違いない?」「これまでの販売方法は間違って
たんだ!この先、従来のような販売を続けていくと大勢の人々を被害者にしてしまう!」などと、傷の痛
みより心の痛みの方が強くなっていくのでした。

 病院に着いて手術が終わり、麻酔からも覚め、意識が戻った後も3本指が切断した悲しみより自分
のやって来たことがどんなに周りの人々に迷惑をかけて来たのかと考えると、自分自身が嫌になり、
「誰とも会いたくない、話もしたくない、何もかも投げ出したい、こんなことなら前に死んでた方が良かっ
た。」「自分はこの世の中に必要のない人間なんだ!」と、自分を責めて責めて仕方ありませんでした。

 仕事関係の方々が入れ替わりお見舞いに来てくれ励ましてくれるのですが、私自身、「うつ病」状態
で、誰が来たのか?何を話したのか?その時のことは今でもほとんど覚えていません。ただ言えること
は、「心も障害者」「身体も障害者」「これで自分の人生は何もかも終わった!」そんな思いだけだった
のかも知れません。 

つづく・・・


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家族の愛に支えられ心の扉が開きだす!




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