家族の愛に支えられ心の扉が開きだす!

 人生を諦めた私が病室でボーとしていると、妻と娘3人がお見舞いに来てくれました。

みんな心配するどころかニコニコして「お父さん元気やった!」

その言葉の次に、長女が「お父さん良かったね!指が3本なくなっただけで、そんなに落ち込まなくても、私たち3人が指の変わりになってあげるから」 当時、長女(14歳)「私が中指ね」 次女(13歳)
「私が薬指ね」 3女(8歳)「私が小指ね」 そして、妻が「私が心の支えね、みんなで力を合わせて
がんばろー!」と口々に励ましてくれました。

 言われた瞬間、こんなことで悩んでいた自分がすごく恥ずかしくなったと同時に身体の中から徐々に
湧き上がって来る力を感じました。
「この家族を何があっても守って行くぞー!」と言う、なんともいえない底知れない力です。

 今まで家庭をかえりみず、仕事仕事の毎日で、家族のことよりまず仕事のことしか考えてなかったそ
んな私の知らないところで、妻は自分のやりたいことや欲しい物など我がままや文句を何一ついわず、
仕事(私の手伝い)に子育てにと、忙しく大変な思いで毎日を過ごしていたはずなのです。

 3人の娘をこんなに素直な思いやりのある子供に育ててくれていたのにも関わらず、私はいつも自分
のわがままで、会社を倒産させたり、高額な借金を作って自殺を考えてみたり、家族の気持ちもわから
ず、勝手に落ち込んで人生を諦めてみたり、自分の不注意から障害者になってしまったり、周りの迷惑
など一切考えず無茶苦茶な人生を自らが歩んで来たことの反省で胸がいっぱいでした。

 「誰かに愛されている」また「誰かを愛することが出来る」と言うことがどれだけ素晴らしいことか妻に
思い知らされました。

 「妻や子供に感謝!」

でも、何だか不思議でしたねー!

 その時の状況を言葉で表すと、その日まで真っ暗闇の洞窟の中に一人ぼっちでいた私だったのです
が、その洞窟の扉が徐々に開き出すのです。

 そして、その扉のすき間から徐々に入って来る光がとても眩しく新鮮でした。その日から全てのことが新鮮に見えたり聞こえたりするんですねー。「まさに心の扉が開き出したと言う感じでした。」

つづく・・・


↓ ↓ ↓ ↓

自分に与えられた使命とは何か?




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