自分に与えられた使命とは何か?

 家族の愛に支えられ、心も身体も回復し(傷の後遺症は残ったものの)事故から18日間で退院する
ことが出来ました。

 自宅に帰った私は、これまでの人生をじっくり振り返ってみることにしました。幼い頃のこと・幼稚園
時代・小学生時代・中学生時代・高校生時代・18歳の頃・19歳の頃など、順を追って一年一年をしっ
かり思い浮かべてみると、自分では、その時その年を後悔しないように楽しく生きて来ていたつもりだっ
たのですが、世の中の人には想像も出来ないくらい波乱万丈「天国と地獄」の人生を経験して来ていた
ことに自分自身が初めて気づきました。

 実は、19歳の時にもバイク事故でガードレールに衝突し「右手の薬指と小指」も切断しました。
しかし、うまく接着できたので見た目はほとんどわからなくなっていますが、多少障害が残っています。
不思議だったのですが、親・兄弟・家族・周りの人の忠告を聞かなかったり、自分の欲の為に何かをす
ると、事故を起したり借金を作ったりと何時も罰があたっていたような気がします。

 そんな過去の人生を振り返った時に、「自分は何の為に生まれて来たのだろう?」そして「何か与えら
れた使命があるのではないのだろうか?」と言う疑問が突然わき出してきました。

 それから数ヶ月間は、その答えを見つける為に数多くの方々と会って、色々な世間話をして回りまし
た。ある時には、まったく知らない方の自宅に、またある時には突然の会社訪問で社長さんの話を聞
かせて頂くなど、ただひたすら人に会って世間話をしていました。

 すると自分自身があることに気づき出したのです。誰と会っても初めのうちは、私が事故で指をなくし
たことや家族に迷惑をかけて来たこと、また、会社の社長さん達には、私が以前会社を倒産させ必死
で借金を返して来たことなど、実体験した話に深く興味を持たれ会話がはずんでいきます。

 ところが気がつくと、途中からは相手の彼氏や彼女のこと、家族のこと、会社の経営方法・社員教育
のやり方など、そこには、相手の方の悩みに親身になって相談にのりアドバイスしている自分が何度も
いたのです。いつもそうなっているのです。

 「ああ!自分の使命はこれだったんだ!」自分の体験を生かして、多くの方々と自分の知恵を共有し
ていくことができる。それを伝えていくことが私の使命なのだと気づいたのです。

 それからは自らの経験を生かし、自分の欲を捨て、世の中の人と社会の為に一生懸命働いてみよう
と心底思ったのです。

それには、妻も子供も大賛成してくれました。

つづく・・・


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妻の悪い予感が的中!人の私欲は一緒に働いて初めてわかる!




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