妻の悪い予感が的中!人の私欲は一緒に働いて初めてわかる!

 そこで自分が会社の社長をすると、また我を出して失敗してはいけないと思い、以前より尊敬してい
ました旅行代理店を経営している社長に、私のやりたいことを相談すると大変興味を持ってくれ、双方
の会社を合併させることになりました。

 当然、先方の社長が代表者で私はナンバーツーの役割です。
「人と社会に貢献!」と言うコンセプトをかかげ合併の契約日も平成13年2月1日に決まりました。

 契約日の前日1月31日午後9時頃、1日の仕事も終わり、明日合併契約の日なので今日は早く帰ろ
うと有料道路を走行していました。

 ところが、またもや100メートルくらい先で、突然対向車がクルクル回り左右のガードレールに衝突し
ながら、私の車をめがけて突っ込んで来たのです。

 後で聞いて驚いたのですが相手のスピードは140キロは出ていたそうです。スゴイ衝撃と同時に車
の前部分は運転席のところまでつぶれており、私はすぐに救急車で救急病院に運ばれました。
結果、ろっ骨にヒビが入り、頚椎と脊髄の損傷がひどく絶対安静で入院と言われたのです。
その時は明日の契約が控えていましたので無理を言って退院して帰りました。

 しかし、家に帰ると妻は事故の連絡を受けており、すぐに「前々から何か悪い予感がしていたので
合併するのはやめた方が良いのでは?」「この事故は合併するのを止めさせるために知らせてるのか
もよ?」と言うのです。私は「そんなことないよ偶然偶然」と言いながら、翌日、首にギブス、胸にはコル
セットをつけ何とか合併契約も無事に終了させました。

 合併は仕事が忙しいので入院してもらうと困ると会社から言われ、激痛を我慢し仕事に励みました。

 しかし、合併から2ヶ月くらいの時でした。妻の悪い予感が的中しました。

 合併前に旅行会社の運営が上手くいかず、約2億円近い借金があり、日々資金繰りで大変だったこ
とが発覚したのです。そのうち組関係の方々からも高利で数千万円借りていたりしていました。

 「人と社会に貢献」するどころか、その2億円近い借金を隠したまま、私欲の為に私の会社を利用し、
全ての借金を返済してもらう為に合併の話に同意していたのです。本当に人は一緒に仕事をしてみな
いと上辺だけではわからないものです。油断すると直ぐに足をすくわれる世の中なんでしょうかねー?

 結局、最終的には合併契約を取り消した途端にその会社は倒産し、私にとっては苦い経験をすると
共に良い勉強にもなりました。

 現在もまだ事故の後遺症が少し残った状態です。しかし自分の人生道がそれようとした時にいつも
事故に遭うのは、きっと偶然ではなく目に見えない力がそっちの道へ行ってはいけないと忠告してくれ
ているのでしょうねー。

つづく・・・


↓ ↓ ↓ ↓

自分の人生は自分自身が切り開いていくしかない!




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