ある日突然「パニック障害」と「うつ病に」!

 驚きました。あの日のことは忘れたくても忘れることが出来ません。

 平成14年6月14日のことでした。久留米市で午後4時頃に仕事を終え、次の商談が福岡市である
ため、急いで高速に乗り約100キロくらいの速度で走行していました。
その時、少し眠たくなったなーと思った瞬間これまで体験したこともない激しい目眩に襲われました。
辺り一面が真っ白になり平行感覚もなくなり意識が遠ざかって行くのです。車をどうやって路辺に止め
たのかすらわからない状態でした。脳梗塞か何かでこのまま絶対に死ぬのではないかと思いました。

 話を聞く人は大げさだなと思われるでしょうが、きっとその体験をした人しかあの目眩の恐ろしさはわ
からないと思います。しかし、車を止めてシートを倒し20分くらい安静にすると徐々に目眩も落ち着い
てきました。社員に連絡し、迎えに来てもらい、そのまま病院に連れて行ってもらいました。

 病院に着く頃にはすっかり回復していました。
しかし不安な為医師に状況を説明し、脳の検査を行なって頂いたのですが「どこも悪くない。疲労です」
と言う診断で点滴注射だけして帰りました。

 それから、2〜3日は無理をせず自宅療養していました。疲れもなくなり体調も良くなって来ました。
仕事復帰する為に駐車場へ行って車に乗り走り出した途端、また前回より激しい目眩に襲われ、今度
は呼吸が充分に出来ないのです。

 自宅の近くだったので妻に電話し、タクシーで近くの総合病院に一緒に行ってもらい検査をしました。
しかし、前回同様どこも悪くなかったのです。

 その日からは、目眩もひどく車の運転どころか道を歩くことすら出来ず大変でした。
それから数日たっても目眩がなくならないのです。知人に相談したところ、メニエル症候群では?と、
言われたので、耳鼻科で検査してもらうことにしました。
先生は耳の中を検査して「あー!これはメニエルですね」と診断され、それから約1ヶ月くらい毎日点滴
注射に通ったのでが、それでも目眩はぜんぜん改善されず、更に気分もすぐれず、手足のしびれまで
感じ出しました。ノイローゼになったのではないかと心配になり精神病院に行ってみることにしました。
そこでカウンセリングを受け、今まで体験してきたことを話しました。すると、先生が「あなたは典型的な
パニック障害です!」それから、うつ病にもなっています。過去のトラウマからこのような症状が出てき
ていますので、あせらずに治して行きましょうね。と言うのです。

 「パニック障害」や「うつ病」のことは話には聞いたことがあったのですが、まさか自分がパニック障害
や、うつ病になっているとは?正直、驚きました。

 「1度パニック障害になると治るまで早くて2年、遅くても3年くらいかかるのであせらず薬物療法して
いきましょうね!」と、その日から毎日薬を欠かさずに服用しています。

 突然激しい目眩に襲われた日から約1年5ヶ月の月日が過ぎ、現在では自分で車の運転が出来ない
こと以外はほとんど回復してきました。 

つづく・・・


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誰にもわかってもらえない「心の病気」




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